導入事例
自動車業界02
顧客名: 大手自動車部品メーカー
業界: 自動車
応用: 品質管理計量器や生産設備開発
マテリアル: PolyLite ABS / PC+ABS / PEEKなど
3Dプリンター: FUNMAT PRO 410
今回は、自動車の部品メーカー様の導入事例を紹介します。
こちらの事例では自動車部品の検査治具をPC+ABS(キヤノンエコロジーインダストリー株式会社製)で出力し部品の検査等に使用されていました。
従来では、複雑な形状の検査治具をアルミ切削加工で製作していましたが、製作日数がかかるとのことで、3Dプリンター(INTAMSYS FUNMAT PRO 410)で出力する事で製作日数を短縮する事に成功しています。
(下記、写真はPolyLite ABSを使用した時のものです)
その他にも、自社生産設備の消耗パーツを切削加工に代わりに3Dプリンターを活用することで、リードタイムの短縮にて、たとえパーツが壊れてもすぐに作業できる状態にし、稼働に遅延を出さないようにされています。尚、設備の消耗パーツは耐熱が160度要求されるとのことで、INTAMSYS純正PEEKフィラメントを使用し造形しています。造形後、アニールなしの状態(非結晶化)でそのまま使用しており、強度的には問題ないとの事です。
また、生産設備の開発、試作などにも3Dプリンターを活用されています。
ご紹介いたしました3Dプリンター及びマテリアルの詳細
INTAMSYS FUNMAT PRO 410
https://intamsys.jp/funmat-pro-410-3d-printer/
INTAMSYS純正PEEK
https://intamsys.jp/peek-3d-printing-2/
キヤノンエコロジーインダストリー社製PC+ABS
https://ecology.canon/business/3dprinter-filament.html
Polymaker社製PolyLite ABS
https://www.poly-maker.jp/polylite-abs.html